第二新卒看護師として「救急科」へ転職!
救急科は名前の通りに、救急患者に対応する診療科なのですが、救急患者の中には救急車で運ばれてくる重傷者もいますし、具合が悪くなったと自分の足で歩いて来院する人もいます。
全て同じような対応ではいけませんので、一般的な救急科では、重症患者に対応する救命救急センター、一般的な病気に対応するERセンター、ケガに対応している外相センターが設けられています。病院によってはもっと細かく分類されていることもあるので、よく確かめておくことが大切です。
救急科でも第二新卒を採用していることが多いのですが、経験によって給料が決められてしまうのが一般的なので、最初はそれほど高い給料は望めません。これは救急科に限らず、どこの診療科でも一緒です。救急科は迅速かつ正確な判断力と行動力が求められるので、実績が目で見てわかるようになっていることも多いため、能力や努力によって昇給やボーナスの金額が変わる場合もあります。
配属先の希望も聞かれることがあるので、重要患者に対応したいのか、一般的な病気に対応したいのか、ケガ人の対応がしたいのか決めておきましょう。
■繊細で素早い行動が求められる
救急車で運ばれてくる患者の中には、自分で話すことができないような人もいます。このような場合には家族や付添いの人がいればよいのですが、いない場合には当然医師や看護師が判断することになるのです。そんなときに正しい判断がすばやくできないと、患者の命に係わるので、とても大変な仕事になります。場合によっては体位を入れ替えることも必要ですし、口腔内や負傷している箇所のケアも必要になるので、ある程度のスキルがないと難しくなっています。
それでは経験の浅い第二新卒での採用は難しいのではと考える人もいるでしょうが、いきなり現場で働くということはありません。当然訓練をしっかりと行い、十分研修を行ってから現場で働きます。
救急科があるのは比較的大きな病院なので、研修制度もしっかりと整っているから新人看護師でも安心できるのです。ただし、研修は厳しいということを忘れてはいけません。直接命に係わるような診療科なので、大変な面が多い反面、自分が人の命を救ったというやりがいと使命感が得られる職場であると同時に、かなりのスキルを身に付けることも可能です。
救急科の仕事に興味がある新人看護師さんへ
救急科というのは単独で何かを行うのではなく、他の診療科との連携で行うようになります。よって看護師として働くのであれば、他の診療科の医師や看護師との連携も大切になるということを覚えておきましょうね。
事故などでケガをしていれば整形外科や脳外科と言った外科関連の診療科と連携することが多いでしょうし、急に倒れてしまったなどと言った重い病気であれば内科が中心となって患者の処置にあたることが多いですよね。
どのような状態で運ばれてきたのかによって、連携する診療科も変わってくるのです。もちろん救急とは関係のない診療科もあるのですが、場合によっては滅多に連携することがないような診療科と連携することもあるんですよ。例えば小さな子供が中耳炎で運ばれてきた場合などは、耳鼻咽喉科との連携が必要になりますし、火傷をした場合には、皮膚科が関わる可能性もあります。よってコミュニケーション能力が特に求められる診療科でもありますし、素早く正確な行動力も必要になる診療科なんですよ。
■家族との関わりのなかでコミュニケーション能力が試される
場合によっては軽症の患者と重症の患者がほとんど同時に運ばれてくることもありますよね。そんなときには重症患者を先に診るというのが救急科の特徴と言えます。しかも救急で来る人の多くは救急車で運ばれてくるので、重症患者が重なる場合もあります。
このようなときに、家族に対して説明を行うのも看護師の仕事です。あまり経験がない第二新卒の場合には、家族などへの説明が多くなるということも覚えておきましょうね。