新人看護師の残業頻度と残業代の実態

新人看護師の残業や残業に対して、医療機関ではどのような対応がとられているのでしょうか。

新人だから、仕事がはかどらない、慣れていないから時間がかかっていると能力の低さを理由に残業が支払われない医療現場があります。

また、新人看護師の残業によるストレスや過労を起こさないために、業務整理を行い、出来るだけ残務が出ないように業務量を適正量に調整する事で残業しない配慮をする医療機関もあります。

何より、医療現場は看護師不足が顕著です。それは、厳しい医療現場の労働条件や、看護師に魅力を感じないと看護師になる人材が不足している、続かない新人看護師の現状などがあります。

では、現代の医療現場における残業や残業代の取り扱われ方はどのようなものなのでしょうか。また、自分の勤めている職場の対応は一般的なのか、それともあまり良くない環境なのかを調べてみましょう。

新人看護師看護師の残業頻度の実態

交代勤務を行う看護師は、月に30時間以上残業を行っている職員は全体の20%を越えると言われています。一日3時間以上という職員もいます。若い体力のある看護師でも疲労感や意欲低下を来たす残業を抱えている医療現場も多くあります。

スタッフ不足により一人当たりの業務量が多い

新人看護師も常勤看護師の一人です。仕事量は少しずつ増え、看護職者の一人として同等の業務量を与えられる場合があります。

時に軽症を複数人担当する事で、人数をこなして貰っていると言う医療現場もあります。何より、業務をこなすことに重点を置かれるのが、人手不足を感じる現場の新人看護師に任される役割という事もあります。

急変や急な業務の変更による残務発生

医療現場は、いつも落ち着いていると言う事はありません。「急」や「変更」というキーワードで仕事のスケジュールを臨機応変に行わなければならない仕事でもあります。その急務に対して適応できず残業を行わなければならないことがあります。

仕事はうまく進まない

経験の浅さから仕事がスムーズに進まず、日々の仕事が残ってしまうことがあります。看護記録や計画の見直し、委員会活動などの実践以外の業務を残してしまうと言う事もあります。

新人指導による居残り

勉強会や研修を勤務外に行う医療現場も多くあります。よって、新人看護師は、教育対象者であるために、参加は必須です。指導や教育のために、残業や居残りをしなければならないという現状もあります。

情報収集や業務管理の為、仕事開始前に出勤する前残業

始業前の情報収集やカルテ整理、スケジュール計画を行うために、早めに出勤して仕事を行う事も多くあります。特に新人看護師の情報収集能力の低さがこれを多くさせ、新人看護師を苦しめている現状もあります。

経験を繰り返すことにより、要領よく情報収集、業務計画を立てられるようになりますが、慣れるまでは、時間のかかる仕事でもあります。

このような残業の蓄積は、健康上の悪化や、看護師自身のやる気やモチベーションの問題、医療事故の増加などの種々の問題出現の原因となると言われています。よって、残業を減らし、仕事を効率よく行い、休暇や休息をとることが推奨されています。

医療機関の残業に対する考え方

日本国内の医療機関では、時間外勤務の平均月間14.1時間と言われ、手当支払いは8時間あればよいという結果となっています。

支払われた残業代に対して満足していない看護職者は48.1%と半数程度の職員が不満を感じています。

  • 業務整理、業務改善による無駄を排除
  • 有休取得率が良く疲労蓄積させない
  • 従事スタッフの充実
  • 勉強の為の居残りは、仕事の一環として残業を容認する

新人看護師自身ができる残業を減らす試み

残業代が出ないのであれば、残業をしないように試みるという努力が必要です。自分の負担を軽減し、考えながら行う業務から看護師として学ぶことは多くあります。

自分自身で業務整理を行ってみることも残業をしない一つの方法です。

報告、連絡、相談を早めに対応

これを心掛けることで、適切なアドバイスを受け仕事を円滑に進めることが出来ます。

一度経験した看護項目を振り返り、効率化を図る

振り返る事で、次行う時にどう動けばよいか、何を準備すれば良いかを整理する事が出来、業務を効率化する事が出来ます。

空いた時間を見つけて記録や実践以外の業務をこなす

業務効率化する事で、時間に余裕を持つことが出来ます。よって、その空き時間に実践以外の業務を進めたり、休憩時間を上手く使い残業をしない心掛けを行う事努力もできます。

先輩の良い働き方や業務の進め方を参考にする

このような時、先輩はどのように仕事を進めているのかと観察したり、相談する事で、無駄なく仕事を進める方法を教わることが出来ます。

自己学習により能力開発

自己学習により知識を深め、実践に結び付けることは何よりも効率的に仕事を進める要因となります。


新人看護師が、残業が多い原因は、自分の経験不足から起こる事も多く、工夫により減らす事も出来ます。

残業代が出ないと言う職場であれば、なおさら残業を減らす努力をしたいものです。

これらの事を参考に、明日からの残業減量を目指しましょう。


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