引越しと同時に転職したい!
■寮生活から自宅生活へ戻る
看護師の資格を取得して最初に就職した職場で寮生活をするという人も多くなっているのですが、このような人が退職した場合には、寮へいつまでもいるわけにはいきませんので、引越しをする必要があります。寮に入るということは、自宅から通勤するのが難しい地域に自宅があるという場合がほとんどですよね。
そんなときには事前に就職活動を行うわけにはいきませんので、自宅へ戻ってから就職活動をすることになるでしょうが、一般的なサラリーマンやOLの場合には、この方法では転職するのに不利になってしまいます。しかし、看護師の場合にはそれほど不利になることはありませんよ。看護師は人材が不足しているので、自宅へ戻ってから就職活動をしても大丈夫なので安心してください。
親には就職してすぐ帰ってきてどうするの、などと言われるでしょうが、新人看護師であったとしても、寮から自宅へ引越しした後に就職活動をしても第二新卒として採用してくれる職場はある程度多いので安心できますよ。もちろんある程度職場は限られるでしょうが、引越しをしてすぐ就職が決まった看護師も多いです。
■自宅通勤から寮生活ができる職場へ転職
今まで自宅から通勤していた職場から、寮生活ができる職場へ転職するというのもおすすめの方法なのですが、寮の場合には家賃も安いですし、光熱費を補助してくれるようなところもあります。もちろん賃貸住宅を借りてもよいのですが、退職してから借りるというのは難しくなってしまいます。寮生活ならそんな心配は一切いりませんよ。
しかも引越しをするのと同時に仕事もできるので、引越しをしてから仕事を探すという手間も省けますし、家賃の支払いを気にする必要もなくなります。家賃を気にしながら求人探しをするのは精神的負担が大きいですよね。特に第二新卒のように経験があまりない人は、うまく仕事が見つかるのか不安になってしまうものです。寮生活ならそういった悩みもありませんし、寮が完備されている職場は新人看護師でもしっかりと研修を受けられる場合が多いので安心です。
引越しを伴う転職に成功した新人看護師の声
■ひふみさん
病院への就職を機に一人暮らしを始めたのですが、面接のときには給料を明確に教えてくれず、就職した後に知らされて、あまりの安さにがっかりしてしまいました。しかも先輩看護師からは連日のように文句を言われたことでストレスが溜まり、退職を決意しました。
職場が家の近くだったので、思い切って引越しを決意し、東京都八王子市から千葉県八千代市に引越しを行い、整形外科のクリニックに転職が決まりました。賃貸住宅から賃貸住宅へ引越しをした上に新人看護師だったので不安でしたが、第二新卒でも採用してくれるクリニックがすぐ見つかって採用されたので、運がよかったと言えます。
■あしたもハレさん
大きな有料老人ホームへ就職し、寮生活を始めたのですが、同僚とケンカをしてから周りの目が厳しくなったことですぐ退職してしまいました。賃貸住宅を借りようにもお金がないので、神奈川県川崎市から東京都清瀬市に引越しをして、寮が完備されている病院で採用してもらいました。
病院であれば新人看護師でも採用してもらえると思っていましたし、第二新卒歓迎と書かれていた求人があったのでホッとしました。寮生活は仕事を辞めるときには大変なのですが、就職するときにはとても便利です。
■tomeさん
私は大学時代から賃貸住宅を借りて一人暮らしをしていたので、そのまま近くの内科クリニックに就職しました。近所づきあいもうまくいっていたため、周りの人にもこの内科クリニックに勤務すると言っていたのです。しかし、入社早々医院長から無理難題を押し付けられ、抗議したら辞めろと言われたことで退職しました。
周りの人も私がここの内科クリニックに勤めていることを知っているので、すぐ辞めてしまう人だと思われないためにも、どこかに引越しをして仕事を探すことを決意し、東京都稲城市から埼玉県さいたま市に引越しをして、第二新卒でも採用してくれる特別養護老人ホームに転職しました。