日勤のみの職場で働きたい!

就職する、働くと言う事は、自分のライフスタイルや家庭の事情、仕事に対する自分の考え方に合った方法でなければ継続できません。新人看護師でも夜勤が出来ない人や、変則勤務に対応しにくい人もいます。

日本の医療業界は人手不足です。働き方の幅や方法も広がり、人材確保のためにその人に合った働き方を相談できる職場も増えている現状があります。

しかし、新人看護師にとってはどうでしょう。

医療や看護経験が浅く、学校教育での経験しかない状態では、あまり即戦力として機能出来ず、これから実践教育により一人前になれるよう指導される立場が新人看護師です。

そのような、これから本腰を挙げた教育が必要な、新人看護師向けの日勤のみの求人、日勤のみの職場についてまとめてみます。

総合的なスキルを身につけるためには夜勤の経験も必要だけど…

新人看護師は、まだ教育期間中という事で、出来ることであればスキルアップ、能力開発、医療機関の一日の状態や、夜間の看護師業務など、看護師として多くのことを経験するために昼夜通して勤務できることが望ましいとされています。

私たちにも一日24時間あるように、患者さんにも一日24時間あります。日中は何も変わり内療養をしている患者さんが、夜間どのような状態で過ごしているのかは、勤務していなければ分かりません。夜間に症状が出現する患者さんがいたり、夜間の病院や病棟の雰囲気を知っておく事も、看護師として必要な知識と経験であることも事実です。

総合的に、全人的に患者さんを看護できるようになるためには、出来るならば日勤、夜勤を経験しておく事が新人看護師は好ましいと言われています。

しかし、それでも日勤のみでないと働けない新人看護師でやる気のある人材は、大切な存在です。人手不足に悩む医療機関が多い現状を何とか打開できるかもしれない必要とされる人材です。夜勤が出来ないからと、看護師の仕事を諦める必要はありません。

日勤のみの職場で自分に合った働き方を

日勤のみで勤務したい新人看護師の理由として、子育てや介護などの過程の集うにより夜間は家にいなければいけない場合、健康上の理由により夜間は仕事が出来ない場合、不規則勤務を行いたくないと言う意思がある場合など、様々な事情で日勤のみの求人を求めている新人看護師がいます。

介護や子育て

日中は、保育所や介護サービスにより子育てや介護を代行してくれる人がいる場合でも、夜間は自分で対処しなければならない為、家庭を守っている主婦であり、看護師をしている人は、夜勤が出来ません。その場合、新人看護師でも日勤のみの仕事を探すこととなります。

しかし、最近では院内24時間保育を行う子育て支援が充実した医療現場もあり、子育てを理由に夜勤が出来ないという新人看護師であれば、自分の勤務している病院内で子供を預かって貰える案市菅もあり、院内保育を利用すれば夜勤も可能となります。

健康上の理由

ホルモンバランスや自律神経系、脳疾患や内臓疾患など、身体的な疾患のコントロールの為に夜間は休んでいなければいけない、夜は働けないと言う場合があります。また、身体的なバランスを健康的に保つために、疾患は落ち着いているけれど日勤のみの仕事が好ましいとされる持病のある看護師もいます。

昼間だけ働く生活を送りたい

特に理由はないけれど、夜間の仕事はあまりしたくない事もあります。人間だれしも夜間は休む、眠るように出来ています。無理をしたくない、夜間は仕事をしたくないと言う思いがあっても結構です。自分の身体の状態を万全にして仕事を行う、モチベーションを高くして仕事を行うには、その希望を叶えてその時間十分に力を発揮したいと言う新人看護師もいます。

日勤のみで働ける職場の特徴

新人看護師は、現場教育により一人前の看護師になっていきます。当然、教育体制の整った医療機関で仕事をすることが知識高い、専門性溢れる看護師になれる現場と言えます。

しかし、日勤のみの看護師の職場と言うとスタッフの少ないクリニックや診療所が多かったり、医療施設以外の現場であったりと、十分な卒後教育が受けられない場合があります。

教育支援が無く、実務を重ねることにより、そこに必要な知識と技術を真似て習得しなければいけないと言う現状があることも事実です。よって、看護師としての成長が遅れたり、偏った知識や技術の習得しか望めない場合もあります。

クリニックや一般診療所

クリニックや一般診療所は、開業者の決めた時間の開業となる為、無床で診療している場合では、日勤のみで働くことが可能です。専門外来や一般内科など、ある特定の分野に特化した施設や、総合的に初期診療を行う幅広い医療活動を行う施設などがあります。

新人看護師の教育は、そこで勤める看護師が指導する事が多く、このプログラムに沿って専門的な教育を行うという事は少ないでしょう。

保育所

夜間は保育所は閉鎖されている為、保育所勤務は昼間のみの仕事を叶えられる職場です。医療の現場とは少し着眼点や必要とされる知識や技術は異なりますが、より良く成長、発達できるという目標のもと、園児の健康管理や安全管理に一役買えるやり甲斐ある職場です。

デイサービス

高齢者福祉に興味のある方であれば、デイサービスも昼間のみのお仕事となります。夜間は閉鎖されているデイサービスなので、日勤のみで働きたいとわざわざ交渉しなければいけないことはなく、やる気があれば高齢者の健康管理と安全管理を行う楽しい職場です。

介護施設

有料老人ホームや特別養護老人ホームなどの介護施設は、夜間は介護職者が勤務している為看護師は、夜勤をしなくて良い施設が多くあります。

その場合、「オンコール」として、医療施設の携帯電話などで、いつでも夜間連絡が取れるように緊急時の当番制の看護業務を言い渡されることがありますが、その場合は「オンコール手当」「待機手当」が付きます。また、何も無ければ連絡は来ることはありません。

企業看護師

企業に雇用され、医療ではなく、医療に関わる製品開発などに関わる仕事、ある一定企業には医務室を置くよう指導される為、その医務室で勤務する従業員の健康管理を行うお仕事もあります。

この場合、「定時出勤」「定時帰宅」が実現できます。しかし、医療とは異なる業務内容となり、看護を経験したい人ではしたい事が出来ないこともあります。

検診車

検診業務は、夜間行われていることはないでしょう。決められた時間に、ほぼ決められた人数の検診を円滑に終わらせるという仕事を任されます。看護技術としては、採血の指示がある程度で、難しい医療知識や医療技術は必要とされません。

新人看護師で、医療経験が浅くとも、採血は実践や経験により難なく行えるようになる技術である為、回数をこなせば支障なく勤務できます。

日勤のみの職場に就きたい新人看護師さんへ

日勤のみ常勤可能求人には、経験何年以上と記載される場合があります。経験年数や実務経験により採用判断がある事、その為に選択肢が狭まることも念頭に置いておく必要があります。最近では、本当に看護師不足で総合病院でも「新人歓迎、日勤のみ」という求人もあります。

多くはない求人探しとなるかもしれませんが、日勤だけだから勤務できないという現状は、今の日本には無いようです。自分のライフスタイルに合った職場を見つけて、自分らしい看護を行いましょう。

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