「国立療養所栗生楽泉園」の看護師求人データ
国立療養所栗生楽泉園の基本データ
住所 | 群馬県吾妻郡草津町大字草津乙647 |
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規模 | 411床、職員数187名(看護師67名) |
診療科 | 内科、整形外科、精神科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科 他 |
看護体制・方式 | 病棟2交代制と三交代制の混合、固定チームナーシング・受け持ち看護制 |
施設 | 院内保育所なし、看護師寮(1Kマンション、シャワー・トイレ付、寮費無料) |
その他 | 認定看護師在籍 |
国立療養所栗生楽泉園の第二新卒看護師向け教育・研修制度
栗生楽泉園では、ハンセン病療養所で生活する入所者の身体管理と日常生活支援を行い、今や高齢となった入所者の残りの時間を生きがいあるものとする支援者としての役割を担います。
看護師として、その人のこれまでの生き様と、これからの生き方の思いに心を寄せ、人と人のつながりを大切にし、その人らしい生活を支援します。
新人看護師には、基本的看護や医療知識、一人一人の入所者の健康管理を行う以外にも、人権や尊厳、病院の歴史を理解し、思いやりと真心込めたケア提供者になる事を求めています。
院内研修や、院外研修への参加、国立病院機構の主催する専門教育、厚生労働省や看護協会の主催する研修に参加し、看護とは何か、一人一人に適した看護とは何かと考えられる看護職者への成長を期待しています。
配属先では、先輩看護師や教育担当者による実践教育を行い、見守られながら安心して経験し、自身を持って看護出来るまで手厚いサポートを受けられます。「出来ない」を「出来る」に変え、もっと看護を好きになれる教育体制があります。
また、現任教育では、キャリア開発やスキルアップ支援により、質の追求と、専門性向上を目指し、研修や学会参加、認定資格取得も目指せます。
高齢者看護、過去となったハンセン病後遺症を理解した看護、その人の人生に寄り添う看護の提供者になるために日々実践と学習を行います。
国立療養所栗生楽泉園の特徴
栗生楽泉園は、昭和7年にハンセン病患者を専門的に知っ寮する医療機関として設立されました。
ハンセン病が根絶された今なお、後遺症による身体的苦痛や、社会から理解されない事による精神的苦痛、高齢となり加齢による身体的、肉体的変化による苦痛と闘う入所者の身体管理と健康維持、増進、生活支援を行っています。
人権を守り、入所者が安心して自分らしい生活を行えるよう、優しさと温かみある医療と看護を行う事で、残りの人生を穏やかに、ゆったりと過ごせるよう環境や人材の充実化を図っています。
「一人にせず、心配や不安を感じさせない」「人が人らしく生きるために寝たきりにしない」事を目標に掲げ、職員全員と入所者で楽しく日々を暮らせるよう生活支援を中心とした関わりを行っています。
ひよこマザーのワンポイントメモ
栗生楽泉園は、ハンセン病を克服した人たちの為の生活の場です。看護師は、その方々の生活の場に入らさせていただき、その人が快適に、過ごしやすい生活調整を行います。
入所者は、平均年齢80歳を越え、手厚い看護や介護を必要とするようになりました。人のお世話が好きで、その人の安楽や安心の為に「手」と「目」で「護る」看護の実践者を求めています。
危険を回避し、安全に暮らせる環境調整、安心して身を委ねられる看護ケアにより、入所者が「ホッと」できる関わりを目標としています。
高齢者の為に何か役に立ちたい、その人の残りの時間に潤いを与えたい新人看護師や第二新卒看護師には、ゆったりと人生に寄り添った看護を提供できる魅力ある職場です。