第二新卒看護師の転職先としての「大学病院」

大学病院というのは大学に併設されている病院なのですが、大学病院に併設されている病院は、必ず医学部などの医療関連の学部が存在しています。そのため、医師や看護師になるために大学へ入学し、資格を取得して卒業したら、そのまま大学付属病院に就職するという人が多くなっているのです。そのため、新卒者が最も多く就職する病院と言われているのですが、中途採用向けの求人も多く出ているのです。

新卒を多数受け入れているということは、研修制度がしっかりと整っていることを意味しているので、第二新卒であっても転職しやすい勤務先だと言えるでしょう。大学病院は新人看護師向けの病院と言われているのですが、大学というのは医療に関する勉強や研究をするところでもあるので、医療に関する知識を身に付けるのに適している病院でもあるのです。

もちろん医療技術を身に付けるのにも適しています。総合病院に比べると数が少なくなっているものの、それでも相当数の大学病院が存在しているので、求人が発見できないということはほとんどありません。また、医学部が存在している大学であれば、全て大学病院が併設されているとも限らないので注意しましょう。

待遇は一般的な総合病院とあまり変わらない

大学病院に転職する場合に気になることは給料や手当などの待遇でしょうが、総合病院と比べてもほとんど変わらない場合が多いでしょう。それよりも同じ大学病院同士の方が、地域によって給料が変わってくる場合が多いと言えます。第二新卒として大学病院に勤務するのであれば、待遇よりも勤務内容や病院の雰囲気などを重要視しないといけません。

なぜなら病院は看護師として働く場合、大体平均的な給料をもらうことができます。看護師の給料は他の職業と比べて高くなっているので、まずは新人看護師から脱却し、ベテラン看護師を目指すために必要なものが揃っているのかという点が重要なのです。待遇も当然大切なので、平均的な大学病院の給料を調べておく必要もあるでしょう。

大学病院への転職を希望する新人看護師さんへ

大学病院は新人看護師の転職先としてはとてもふさわしい職場だと言えるでしょう。なぜなら研修制度がしっかりと整っているからという点が1つと、第二新卒でも採用してもらいやすいからです。他にも病院自体が広くなっていて、看護師の数が多いので倍率も低いという特徴があります。中には大学病院から転職して、別の大学病院へ就職する人もいるんですよ。

なぜこのような転職をする人がいるのかというと、大学病院の待遇や勤務内容が自分に相応しいと考えていて、人間関係が悪かった場合などに、このような転職をする新人看護師もいるのです。ようするに大学病院というのは、新人看護師がスキルを身に付けるのに適している勤務先だということですね。

では、どのようにして人間関係について知ることができるのかを紹介させていただきます。それは看護師専門の求人サイトを使うんですよ。まずは無料で登録をして、担当者に大学病院に転職したいのですが、以前は人間関係が悪くて辞めたので、人間関係のよい大学病院はありませんか。と言った感じで相談してみましょう。そうすると勤務先を見学できる場合もありますし、この病院は比較的人間関係がよいなどという情報を教えてくれることもあるんですよ。

もちろん就職してみないとわからない部分もあるのですが、自分で改善しなければいけない部分はしっかりと直すことも重要です。しかも看護師専門の求人サイトを利用すれば、比較的待遇がよくなっている大学病院を紹介してくれることもありますし、新人看護師に相応しい職場を紹介してくれる場合もあります。

求人票に書いてある部分だけではなく、書かれていない部分もしっかり教えてくれるというのが看護師専門の求人サイトに登録するメリットですね。もし自宅から通える場所に大学病院がない場合には寮が完備されているので、寮生活をするという方法があることも忘れないようにしましょう。費用も安いのでおすすめできますよ。