第二新卒看護師の転職ガイド「Step2 理想の求人を見つけるために」
新人看護師はどこで求人を探せばよいのか
看護師の求人を探す場所は多数あります。求人を探すことができる機関はハローワークが一般的ですが、看護師の求人に絞って探す場合には、ハローワークで探すよりも適している場所があります。それは求人サイトなのですが、なぜハローワークよりも適しているのかというと、看護師に絞って効率的な仕事探しができるからです。
他にも看護師協会のナースセンターが適しているのですが、やはり看護師に絞って求人が探せる点や、求人数が豊富に存在しているからです。もし地元で看護師の求人を探したいのであれば、求人誌を使って地元に絞った探し方も可能ですが、この場合にはコンビニエンスストアや書店で購入するのではなく、駅やスーパーなどで無料配布されている求人誌で十分探せるでしょう。
ハローワークは唯一失業保険を受給してもらうことが可能なので、求人探しがスムーズにいかないときには必ず登録だけは済ませておく必要があります。ただし、第二新卒者のようにすぐ辞めてしまった場合には、もらえる金額が少なくなってしまうので注意しましょう。
求人票で注意して見るべきポイント
求人票には職場の情報がいろいろと書かれています。求人票には一切無駄なことは書かれておらず、全て重要な情報のみが記載されているのです。大半の人はまず給料に目がいくでしょうが、もちろん給料も大切なので、後で後悔しないようにしっかりと目を通しておく必要があります。
求人票は順番に優先順位を付けて確認していくことも重要なので、まずは自宅から通うことができるのかを確かめなければいけません。自宅から通えなければ意味がありませんので、最初にチェックするべきでしょう。次は応募条件ですが、看護師資格は必ず持っているので関係ないものの、経験年数が記載されている場合がありますし、応募方法も電話連絡をするのか、書類を送るのか確認しておきましょう。
それから給料や福利厚生などの待遇を確かめて、最後に仕事内容を見て問題なければ応募しましょう。新人看護師の場合には、研修制度はあるのか、教育体制はどのようになっているのかも重要なポイントになります。
新人看護師の転職先候補は病院だけではない
看護師の職場はいろいろあるのですが、最も一般的で多くの求人が出ている職場が病院となっています。病院は研修制度がしっかりと整っているので、新人看護師には適している勤務先と言えるのですが、第二新卒の人は病院以外の職場に勤務したいと考えることもあると思います。そんなときにはまずどのような職場が存在しているのか確かめてみましょう。
一般的に看護師が勤務する職場といえば、クリニックや健診施設、老人ホームや介護施設、献血センターや保育園、学校や民間企業の医務室などが存在しています。職場によって多少勤務内容が変わってくることもあるので、いきなりどこの職場に勤務したいのかを決めるのではなく、まずは職場のことを調べて広い視野で見ていくことが大切です。
新人看護師を必要としている職場が増えている今がチャンス!
新人看護師はまだ経験不足ということもあり、どうしても職場がある程度限定されてしまうと悩んでいる人もいるでしょう。しかし、看護師は現在人材不足となっていますし、学校でしっかりと勉強をしてから就職しているので、一般的な職業に比べて新人看護師でも選択肢が多くなっているんですよ。
求人を見ても新人看護師歓迎、第二新卒歓迎などと書かれている場合もあると思いますが、未経験者歓迎と書かれていれば堂々と応募しましょう。経験何年以上と書かれている場合には、書かれている経験数に達していない場合には応募できませんが、何も書かれていないのであれば遠慮なくこちらから連絡を取ってしまいましょう。
応募しなければ何も始まりません、応募しなければ採用してもらうこともできませんので、大丈夫と自分に言い聞かせて思い切って行動を起こすことが大切です。最近は看護師不足でどこの職場でも新人看護師を必要としているので大丈夫です。じっくりと比較して選ぶことも重要ですが、ここにすると決めたらためらわないで応募してみましょうね。