勉強におすすめの本&参考書
勉強するときには、教材がない状態では何もできません。何か教材がなければいけませんが、最も気軽に手に入り、自分のレベルに合わせた勉強ができるのは参考書などの本です。しかし、どのような本でもよいというわけではありませんよね。まずは自分がどんな勉強をしたいのか、どのようなスキルを身に付けたいのかを明確にすることから始めましょう。
本によっては問題集がついている物もありますし、新人看護師向けに書かれているような参考書もあるので、まずはインターネットでどのような本が存在しているのかを調べてから決めるのがおすすめできますよ。その上でよく検討してから購入しても遅くはありません。
ナイチンゲール伝 図説看護覚え書とともに
看護師の参考書というと、かなり重い内容になっているというイメージがあると思いますが、「ナイチンゲール伝 図説看護覚え書とともに」という本はマンガになっているという珍しい看護師の本です。マンガで勉強になるのかと思う人もいるでしょうが、マンガをバカにしてはいけませんよ。人によってはマンガを読んでいろいろなことを覚えたという人もいますし、読みやすいという意味では新人看護師向けなのです。
覚え書と書かれているだけあって、看護師の基本を主に紹介している本なのですが、参考書や教科書に熱中してしまうという人はいませんよね。それに対してマンガには熱中してしまうという人も多くいるので、楽しく勉強できるという点ではこれ程適している本はないと言っても過言ではないんですよ。しかもマンガはイラストが描かれているので、文章だけでは伝わりにくいこともわかりやすくなっています。
ナースのためのくすりの事典 2014
薬というのは薬剤師が使用すると考えている人も多いですが、確かに薬を用意するのは薬剤師の務めです。しかし、用意された薬剤を使用するのは看護師の勤務にも含まれています。そのため、看護師が扱う薬について書かれている「ナースのためのくすりの事典 2014」は新人看護師向けですし、薬の効能や名前などを覚えるのが苦手という人の教材としては最適と言えるんですよ。
商品名やどのような効果、効能があるのか、副作用や用法、用量なども書かれていますし、看護師がよく使う薬に特化しているという点でもかなり参考になります。しかもQ&A方式で書かれている部分もあるので、看護師だけではなく薬剤師でも利用できる本として知られています。ただし、この本は看護師向けなので、やはり新人看護師が勉強をするのに用いるべきですね。
決定版ビジュアル臨床看護技術
「決定版ビジュアル臨床看護技術」という本は、看護師の技術面に特化した内容が書かれているのですが、一般的な看護師向けの本に比べて少々値段が高くなっています。それだけ内容が濃いということなのですが、文章だけでは技術面についてわかりにくいという人も出てきますよね。しかし、決定版ビジュアル臨床看護技術は写真付きで解説されているので、形だけであれば知ることができます。
実践はやはり仕事場に行って行うしかありませんので、このような技術があり、このように行うという知識だけでも身に付けておくと、後で楽になることは確実です。予習用の本として購入しておくと便利ですよ。
とんでもなく役立つ検査値の読み方
新人看護師が行う仕事は臨床関連が多くなっていますし、第二新卒として病院に転職したときにも臨床関連の知識は必要です。そんなときに役立つのが「とんでもなく役立つ検査値の読み方」という本で、主に臨床関連の検査について書かれている本になっています。検査の多くは看護師が関係しているので、読んでおくと役に立ちますよ。
検査の方法というよりも、検査の基準値に関することや、数値が悪かったときにはどのような原因があるのか、どのような対策を取るべきなのかという点に重要視した本になっています。看護師全般について書かれている本も新人看護師には役に立つのですが、このようにある程度特化した本も新人看護師には必要なんですよ。カラーなので図解を見ていろいろ勉強してみましょうね。