新人看護師のアルバイト・パート予備知識「夜勤専従」
病院の場合には日勤と夜勤を繰り返し行うようになるので、慣れる前に日勤と夜勤が入れ替わってしまいます。そうすると生活のリズムが崩れてしまい、余計に疲れてしまうのです。そこで考え出された勤務形態が夜勤専従なのですが、夜勤専従というのは、ずっと夜勤で勤務するという方法なので、日勤を行う必要がありません。
夜勤と日勤が絶えず入れ替わってしまうと、かなり体力的にも精神的にもまいってしまいますが、ずっと夜勤であれば、夜勤に体が慣れさえすればそれほど大きな負担にはならないのです。
高収入のアルバイトとして看護師さんから人気が高いお仕事です。
●主に急患や入院患者の容体急変に対処する
夜勤専従のアルバイトを募集しているのは病院が明らかに多くなっています。なぜ病院では夜勤専従の看護師が必要なのかというと、夜間に容体が急変する入院患者が多く、夜間に救急車で運ばれてくる患者が多いからです。このような患者に対応するのが夜勤の看護師なのですが、アルバイトでも気軽に働けるようになった現在では、夜間の看護師が不足しています。このような看護師不足に対応するために、アルバイトで夜勤専従の看護師求人を出し、夜間の急患や入院患者に対応できるようにしているのです。
夜勤専従アルバイトの時給相場
夜勤専従看護師のメリットは、夜勤手当が必ずもらえるということです。よって給料も夜勤手当が付いた状態で支給されるので、その分時給も高くなっているのです。夜勤を行った場合には2割5分増しと言って、基本給の1.25倍の給料を支払うように決められています。よって夜勤専従看護師の平均給料は、大体時給2000円から2500円ぐらいなので、とても高くなっているのです。
求人メモ
●ずっと夜勤であれば体が慣れる
夜勤のある職場では、日勤と夜勤が頻繁に入れ替わってしまうので、どうしても体が慣れません。しかし、夜勤専従であれば毎回夜勤になるので、ある程度時間が経てば自然に体が慣れてくるのです。よって夜勤と日勤が入れ替わる一般的な看護師の仕事よりも、ずっと体力的にも精神的にも楽だと言えるでしょう。ただし、救急患者や容体が急変した入院患者に即対応する必要があるので、正しい判断力とスピードが重要視される仕事でもあるのです。
●眠れないときの対策をしておく
新人看護師の場合には、夜勤専従とは言っても最初はよく眠れないという悩みを持ってしまう人がいます。慣れるまで全く寝ないというわけには行きませんし、勤務中に眠くなってしまい、もし救急患者が運ばれてきた場合や、入院患者の体調が急変した場合に対処できないようでは困ります。そこで眠れないときにはどのように対処するのかを知っておくことで、仕事にも身が入り、早く夜勤に慣れるようになるでしょう。
昼間眠れないという人は、夜勤明けにあまり太陽に当たらないことや、明るい場所に行かないことが重要です。寝るときにはできる限り部屋を暗くしておき、音もシャットアウトして、夜と同じような環境を作ってあげましょう。寝る前にパソコンや携帯電話なども見ないようにした方が眠りやすくなります。他にもいろいろな対策があるのですが、これだけ知っておくだけでもかなり眠りやすくなるでしょう。後は慣れるまで待てば、特に対策をしないでも眠れるようになるという人が多くなっています。
夜勤専従アルバイトにチャレンジしたい新人看護師さんへ
夜勤専従アルバイトの求人は、新人看護師でも積極的に採用してもらうことが可能ですが、スピードと正確さが求められます。他にも夜は勤務している看護師の人数が少ないので、自分が積極的に患者に対して対応しないといけなくなるので、当然経験が多い方が有利になるでしょう。しかし、看護師としてのスキルを高めるためには夜勤の方が向いているとも言えるんですよ。
自分で考え、自分で行動することです切るというのはどんどん高くなっていきますからね。もちろん失敗は許されませんので、最初は先輩看護師に付いて勉強しなければいけないのは昼間の勤務と一緒ですよ。夜勤は小さな子供がいるからできないという場合には、託児所付きの病院を選ぶと便利です。