第二新卒看護師として「臨床開発モニター」に転職!
臨床開発モニターとして働く看護師の仕事内容
臨床開発モニターは、業務内容がたくさんあることでも知られている仕事なのですが、主な仕事内容は、メールのチェック、製薬会社へ訪問をする予定の確認などを最初に行います。その後でミーティングを行い、報告書類の作成に取り掛かるのですが、主な作業方法はワードになるので、パソコンが使えることが条件になっています。新人看護師でもワードは比較的簡単に覚えられるので、使ったことがあるという程度でも大丈夫でしょう。
その後に製薬会社へ赴き、治験担当者と面談をします。面談では治験の進み具合や管理状況、安全性についてなどの報告を受けてから戻ります。戻ってきたら再び報告書を作成して業務は終了となります。人によっては次の日の準備をある程度行う場合も多くなっています。臨床開発モニターはあくまで企業側に立って業務に当たるので、治験がしっかりと行われているのかということをしっかりとモニタリングすることが仕事内容になっているのです。
給与・待遇
臨床開発モニターとして働く場合には、大体平均的な月給が、30万円から40万円ぐらいになっていることが多いでしょう。年収にすれば400万円から500万円ぐらいなので、大体看護師の平均的な給料をもらっている人が多くなっています。他にもいろいろな手当が付くのですが、臨床開発モニターの場合には、残業代という形で手当が付くのではなく、外訪手当という形で支給している企業も存在しています。もちろん頑張ればどんどん昇給するので、将来性の高い仕事と言えるでしょう。
治験案件を自分の力だけで取りまとめられるようになれば、役職手当を付けてくれるような企業が一般的です。ようするに新人看護師であっても、頑張り次第で給料はどんどん上がっていくので、とてもやりがいのある仕事になっています。勤務時間も一般的な会社と同じような感じですし、出勤日と休日もしっかりと決まっているのですが、場合によっては休日出勤をすることもあります。残業は比較的多くなっているものの、大体1時間から2時間程度が一般的です。
転職先としてのメリット・デメリット
臨床開発モニターは、看護師というよりも、どちらかというと営業に近い感じになっているので、常に外出する仕事になっています。そのため、多少体力に自信がある人向けと言われているのですが、移動中は自分1人で回るようになるので、精神的には楽なことが多いというメリットがあります。ただし、新人看護師のうちは当然先輩に同行してもらいますし、覚えることも多いので大変なことは他の職場と一緒です。
民間企業に勤務することになるので、しっかりと休日や出勤時間が決められており、夜勤もないというのが大きなメリットだと言えるでしょう。ただし、昇給する金額が大きいことや、多くの手当が付くことも多いので、頑張れば年収1000万円以上に到達することもあるのです。男性も働いているので、大体男性と女性が半々ぐらいになっているのも特徴です。よって男性看護師であっても転職できる可能性は十分あります。
臨床開発モニターの仕事に興味がある新人看護師さんへ
臨床開発モニターと治験コーディネーターの違いがよくわからないという人も多いですよね。臨床開発モニターの場合には、製薬会社から委託されているという特徴や、主に治験を管理して、書類を作成すると言った特徴があるので、臨床開発モニターを目指そうと考えている新人看護師は、しっかりと覚えておきましょうね。取引先も製薬会社になるので、出張先は製薬会社に行くのが一般的です。
民間企業に勤務することになるので、給料の幅は比較的大きくなっているのですが、かなり給料が高い職場もありますし、頑張り次第でどんどん給料を上げてくれるような企業もあるんですよ。ただし、臨床開発モニターとして働くのであれば、多少パソコンができないといけません。また、出張業務が一般的な職場なので、普通自動車免許も持っていないといけないことは言うまでもありませんよね。転職する前にしっかりと条件を確認しておくことも重要ですよ。