体力的な辛さが理由で転職したい…
夜勤シフトや残業が辛い
看護師の職場には、夜勤や残業がどうしても発生してしまうので、体力的にきついと考えてしまう人もいます。このような人の場合には、残業や夜勤が少ない職場を選べばよいのです。そんな職場はあるのという疑問を持つ人もいるでしょうね。しかし、残業がゼロという職場は難しいものの、残業が少ない職場、夜勤のない職場を選ぶことは可能ですよ。
病院は夜勤が多くて残業も多いですが、クリニックは残業も少なくて夜勤もありません。もちろん全てのクリニックで残業が少なく、夜勤がないというわけではありませんので注意してくださいね。健診センターも残業が少なく夜勤がない職場ですね。他にも同じような職場がいくつかありますし、クリニックは第二新卒でも比較的採用してもらいやすくなっています。
体力的負担を少なくした上で、医療の現場で働きたいという新人看護師はクリニックがおすすめできます。健診センターの場合には比較的経験を求めてくる職場も多いので、第二新卒でも採用してくれる場合はあるのですが、非常勤での採用になってしまう可能性もあるのでよく確認しておきましょうね。
休みが少なくて辛い
看護師の職場は休みが少なくなってしまう場合がよくあります。特に常勤で勤務している場合はなおさらなので、もっと休みが欲しいという人、家事もこなしているからもっと休みが欲しいという人は、非常勤で勤務してみるべきでしょう。給料は多少安くなってしまいますが、第二新卒でも採用してもらいやすくなっているのでおすすめできますよ。
中には週に2日や3日の勤務でも大丈夫な職場もありますし、常勤よりは安いと言っても、医療関連以外の職場に比べれば給料は高くなっています。クリニックや訪問看護などは新人看護師でも非常勤であれば採用してもらいやすいですし、勤務日もある程度自由がきく可能性も高くなっていると言えるでしょう。クリニックであれば半日勤務もあるのを知っていますか。主婦層に人気の求人となっていますよ。
体力的負担が少ない職場への転職を成功させた新人看護師の声
■C.Nさん
私は大学病院に就職したのですが、大学病院は病棟が多くなっていることもあり、入院患者がたくさんいます。そのため、夜勤や残業が1年目から多くて体力的にきつくなってしまいました。研修が終了する頃には体調を崩してしまったこともあり、まだ新人看護師同然ですが転職を決意したのです。
第二新卒でも採用してくれる職場は少ないということもわかっていたのですが、何とか眼科クリニックに採用してもらえたのです。新しい職場では患者の少ない時間もあり、定時で毎回帰宅できるので、体力的な負担も減りました。
■N.Yさん
私は近所にある総合病院に勤めていましたが、あちこち動き回ることが多い上に、残業や夜勤で疲れ果ててしまいました。休みも少なく、半年経ってからもらうことができた有給休暇も思うように使えないのです。これでは体力的にまいってしまうと考え、退職することにしました。
転職先に当てがあるわけではありませんが、求人サイトを使って健診クリニックへの転職に成功しました。転職までに時間がかかってしまったので、その間に体力づくりをしておき、次の職場では体力的にきつくならないように努力したこともあり、今回の職場ではうまくいっています。
■T.Tさん
私は新卒で特別養護老人ホームに就職を決めたのですが、研修も最初の頃は順調に行っていました。しかし、いざ現場に出て仕事をしてみると、高齢者の体を支えるような仕事もあるので、体力的にかなり厳しくなってきたのです。ただでさえ体が小さくて、力がない体質なので、勤務先の選び方を間違えたのではと反省して退職したのです。
今度は同じ失敗をしないように、体力的な負担が少ない職場選びを行おうと決めました。どのような職場でも多少は体力を消耗するので、小さな子供を相手にする小児科のクリニックに採用してもらいました。子供は好きですし、特に子供を持ち上げるような仕事もないので、現在では体力的に厳しいと感じることはほとんどありません。
