第二新卒看護師として「消化器外科」へ転職!
最新の医療に関する勉強ができる
消化器外科は食べ物や飲み物を消化するために必要な臓器の治療を行う診療科ですが、近年消化器系の病気が増加している傾向にあります。特に消化器系の臓器はがんになりやすいという特徴があるので、現在では常に研究が行われているのです。そのため、最新の医療に関する勉強ができるというのが消化器外科の特徴と言えるでしょう。医療は常に進化しているのですが、患者が多ければより研究が進められます。
あくまで看護師は補助的立場にありますし、直接治療を行うわけではありませんが、医師の側で支えていくためには、かなりの知識がなければ当然勤まりません。がん以外にも消化器系の臓器にはいろいろな病気があります。例えば胃潰瘍や肝硬変などがありますが、このような病気で入院する人もいます。少し前まではかなりの重病とされていた病気であっても、現在では治療が可能なのは、やはり最新の医療技術のおかげなので、このような最新医療の勉強ができるのは、看護師にとってかなりプラスになります。
一般的な他の外科と同じぐらいの待遇
やはり働く以上は待遇が最も気になることでしょうが、消化器外科の場合には、他の一般的な外科とそれほど待遇に差があるということはありません。大体平均的な待遇と考えておけばよいでしょう。もちろん第二新卒でも募集を行っているのですが、消化器内科と違って、消化器外科の場合には手術などを行うことが多いので、技術面に関してはより高いスキルが要求されます。よって内科関連の仕事よりは、若干待遇がよくなっていることもあります。
もちろん勤務する医療機関によって待遇はかなり異なっているのですが、最近はクリニックでも消化器外科が診療科目に入っていることが多くなっています。そのため、かなり就職先が多くなっているので、待遇にもかなり開きが出てきているのです。第二新卒の場合にはいきなり高待遇を期待するのは難しいものの、一般的なサラリーマンやOLよりかなり待遇がよいので、給料以外の点にもしっかりと注目しないといけません。
消化器外科に転職したい新人看護師さんへ
■仕事はかなり忙しくなることが多い
将来、消化器外科に勤務したいと考えている新人看護師もいるでしょうが、消化器外科というのはかなり忙しくなることが多いということを最初に知っておきましょうね。そうしないとせっかく転職できたとしても、こんなはずではなかったという具合になってしまいますよ。まずはテキパキと仕事をこなせるようになる必要があるので、現在新人看護師として頑張っている人は、いきなり退職して、第二新卒として別の医療機関へ転職するよりも、まずは仕事がしっかりできるようにしておきましょう。
もちろん研修制度がしっかりと整っていれば、第二新卒として転職先で頑張るという方法を選択しても問題ありませんけどね。忙しいからと言って、看護師に失敗は許されませんので、テキパキこなせるだけではなく、失敗しないようにこなせる必要もあるということを忘れてはいけませんよ。最近は患者が増加している診療科なので、看護師も不足しているのが現状です。
■消化器外科はここがよい
どのような診療科であっても、必ずメリットとデメリットがあるのですが、消化器外科にもいろいろなメリットがあるので、勤務する前に知っておきましょうね。消化器外科の患者はがん患者が多くなっているので、かなり高度な技術を必要としているんです。そのため、看護師としてスキルアップを目指すにはとてもよい職場だと言えるでしょう。がん患者に対応できるようになれば、大半の医療現場で通用するんですよ。
がん患者の場合には、初期状態の人や中期状態の人、末期状態の人がいるので、症状によってどのように対処するべきかという勉強もできますね。また、がん患者の中には精神的にまいってしまう人も多いので、メンタルケアのような感じの仕事を行い、患者を安心させてあげる必要もあるのです。よって企業や大学で働く場合にも役立ちますし、将来保健師の資格を取得したいと考えている人にも適した職場です。