新人看護師あるある 「患者さんとのエピソード 編」
1.会うとお礼を言われるのがうれしい
患者の中には顔を合わせるといつも世話をしてくれてありがとうと言ってくれる人もいるが、このように感謝されると看護師という職業について本当によかったなと思える。
2.素直な患者さんに助けられる
患者の中には検査や往診を嫌がってしまう人も多くいるので、毎回素直に検査や往診に応じてくれる患者だとうれしくなる。毎回嫌がってしまう患者がいるからこそ、このように素直な患者の存在がありがたく感じる。
3.退院したときにお礼を言われるのが1番励みになる
患者によってはいつもお礼を言ってくれる人もいるが、やはりよくなって退院したときに、今までありがとうと言ってもらえるのが1番励みになる。自分が受け持っていた患者が元気になる姿を見ると、やはり看護師という職業を選んでよかったと感じることができる瞬間である。
4.先輩や医師から怒られたときに励ましてくれる
新人看護師のときは失敗をしてしまうこともあるので、当然失敗をすれば先輩看護師や医師からかなり怒られてしまう。そんなときに患者から励ましてもらえると力をもらえて元気になれる。
5.患者の家族からのありがとう
入院患者を受け持っていると、家族がお見舞いに来ることも多いが、そのときに家族からいつも気にかけてくれてありがとうなどと言われるとうれしく思う。このように周りから感謝の気持ちが聞けると、これからも看護師として頑張ろうという気持ちになれる。
6.泣かないで頑張っている子供を見ると元気になる
医療機関には小さな子供もよく来院するが、採血や注射をすると大半の子供は泣いてしまう。しかし、中にはぐっと我慢して泣かない子供もいるが、このように泣かないで頑張っている子供を見ると、自分も頑張らなくてはいけないという決心がつく。
7.クレーム処理でも必ず嫌な思いをするとは限らない
自分の失敗ではなくても、場合によっては患者からクレームを言われることがある看護師の世界ですが、しっかりとクレームを対処することで、逆にお礼を言われることもある。クレームに対処してくれてありがとう。あなたのせいではないのにきちんと対応してくれてありがとうと言わることもある。
8.急患の患者が峠を越して助かったときの安堵感
病院では危篤状態で運ばれてくることも多く、中には亡くなってしまうこともあるが、峠を越して助かったときには、自分もとてもうれしい気持ちになる。患者がこんな頑張ったのに、自分が頑張らないわけにはいかないと思える。
9.話し相手として重宝される
病院ではあまり長く話すということはないが、短い時間であっても比較的高齢者とはよい話し相手になることが多い。自分と話をするのが好きだと思ってもらえるだけでもうれしく感じてしまう。
10.部署移動で会わなくなってしまうことも
病院では部署移動してほしいと言われることも多いが、患者の中には部署移動のことをなぜか知っている人もいる。そんなときには別の部署に移らないでほしい、別のところへは行かないでほしいと言ってくれることもある。
患者さんと新人看護師は励まし励まされの関係
看護師として働く以上、患者とのコミュニケーションは絶対に必要不可欠ですよね。患者側は自分がお金を払っているからと傲慢な態度を取る人も多い中で、自分のことを励ましてくれる、お礼を言ってくれるという些細なことであってもとてもうれしく感じるものです。患者から感謝されるというのは、看護師をやっていて本当によかったと思える瞬間でもあるんですよ。
人の命を預かる厳しい仕事ですし、特に新人看護師のうちは病棟勤務が多く、残念ながらなくなってしまう人が多い中で、助かった場合には自分も勇気をもらえます。第二新卒でも積極的に採用している病院では人の入れ替わりも激しく、親しくなった看護師と一緒にいたいと思ってくれる患者もいます。やはり看護師というのは多くの患者に必要とされている職業だと感じる瞬間こそがやる気を起こしてくれるんですね。